【XM】両建ては認められていますか?口座凍結されませんか?

海外FXブローカーのXMで両建ては出来るのか。口座凍結等のリスクは有るのか無いのか。具体的な事例を交えながら詳しく解説します。

両建ての定義とメリット・デメリット

まず「両建て」の定義から確認しましょう。

両建てとは、同一の通貨ペアや銘柄に置いて買い(ロング)ポジションと売り(ショート)ポジションを同時に持つことを意味しています。例えば、ドル円1万通貨の買いとドル円1万通貨の売りを持った場合、ドル円で1万通貨を両建てしたことになります。

長期の買いポジションを持ちながら短期的な売りトレードを仕掛けるといった戦略は両建ての一つで、成功すれば効率的に利益を得られます。

また、レートが突発的に動きそうな経済イベント前にハイレバ両建てポジションを仕込み、リスクリワード比の差で利益を得るという手法も考えられますね。

損を固定することができるのも両建ての特徴です。両建てを行うことでレートの上下に関わらず損失は固定されるため、良くも悪くもロスカットを先延ばしできるのです。

デメリットとしては主にコストの肥大が挙げられます。買いと売り両方にスプレッドが発生するため単純計算で取引コストが倍になりますし、同一銘柄の買いスワップと売りスワップの差は必ずマイナスになります。

XMでは同一口座内での両建てのみ許可している

XMでは同一口座内の両建てのみ認められています。

はい、認めています。1つの取引口座でポジションを両建ていただけます。両建ては、同じ銘柄で「買い」と「売り」両方のポジションを同時に開いた場合に 成立します。「買い」と「売り」のポジションを同じ銘柄かつ同じロットサイズで保有する場合の、必要証拠金は0となります。

CFD商品を両建てする場合の証拠金は常に 50%です。

カテゴリー別よくあるご質問

また、XMで両建てした場合は必要証拠金が相殺されるので、同じロットで両建てすれば必要証拠金は0になります。ただし、CFD商品を両建てで保有する場合の必要証拠金は常に50%となります。

XMで禁止されている両建てとは

しかし両建て行為がすべて認められているわけではなく、規約に違反するパターンもいくつかありますので、主な事例をご紹介します。

同一銘柄を複数口座またいで両建てしてはいけない(一部例外も)

XMでは同一名義で最大8つの口座を持てますが、複数の口座をまたいだ両建ては原則的に禁止されています。A口座でドル円の買いポジションを持ち、一方のB口座でドル円の売りポジションを持つといった行為です。

理由はゼロカット制度の悪用を防ぐため。ゼロカットは口座ごとに執行されるため、口座をまたいでハイレバ両建てを行うことで片方の損失は限定したまま片方で爆益を狙えますが、規約に違反するのでやめましょう。強制ロスカットが効かない非常事態に備えて設けられているのがゼロカットですので、常用していれば当然目をつけられます。

ただし一部例外も。複数の口座でEA(自動売買)を同時に動かしていると、たまたま両建て状態になってしまう可能性もあり得るため、EAによる偶発的な両建ては例外的に認められています。線引きが曖昧ですが…。

関連銘柄を複数口座またいで両建てしてはいけない

関連する銘柄同士の複数口座間両建ても禁じられています。

例えば、ドル円とユーロ円は一定の相関性がありますので、A口座でドル円の買いポジションを持ち、一方のB口座でユーロ円の売りポジションを持つといった行為はNGです。いわゆるサヤ取りと呼ばれる手法ですね。

ただ、やはりこちらも線引きが曖昧ですので、ゼロカット狙いでなければそれほど気にしなくても良いでしょう。レバレッジ低めで悪意がなければ規制されることはありません。

チームを組んでゼロカットを悪用する両建ては禁止

2人以上のチームを組んで、つまり家族や友人と共謀してゼロカットを悪用するような両建ても禁じられています。初めは上手くいったとしても、続けていれば必ずペナルティが課されます。フェアな取引をしましょう。

他業者との両建て(アービトラージ)は禁止

ブローカーによって配信レートが異なるため、ごく稀に業者間で価格差が生まれる場合があり、これを狙ったのが他業者間での両建て「アービトラージ」です。

どの業者も他業者とのアービトラージを厳しく取り締まっており、バレてしまうと口座凍結や収益没収の恐れがあります。というか、そもそもスプレッド負けのリスクが高いため、現実的な手法とは言いがたいのです。