【Titan FX】バヌアツ共和国(VFSC)のライセンスは安全ですか?

Titan FXはバヌアツ共和国の金融ライセンスを保有していますが、バヌアツという聞き慣れない国に憂いを感じる方も居るでしょう。

この記事では、バヌアツライセンスの信頼性やTitan FXがバヌアツライセンスを保有している理由、それから気になる資金の保全体制についても解説します。

現在はバヌアツライセンスを保有しているTitan FX

Titan FXは現在「TI Securities Limited」という法人が運営母体です。TI Securities Limitedはバヌアツ共和国に籍を置き、バヌアツ共和国金融庁(VFSC)の監視のもと運営されています。

  • 法人名:TI Securitiesd Limited
  • 登録番号:40313
  • 登録日:2017年5月18日
  • 法人所在地:1st Floor, Govanant Building, Kumul Highway, Port Vila, Vanuatu
  • ライセンス: 金融商品及び証券等取扱ライセンス(CAP.70)
  • 金融監督機関:バヌアツ共和国金融庁(VFSC)

ちなみに、バヌアツライセンスを取得したのは2018年7月1日の出来事で、それ以前はニュージーランドのFSP(Financial Service Provider)とセントビンセント・グレナディーン金融庁のライセンスを保有していました。移行の理由は定かでないものの、ライセンスの信頼性は以前同様かそれ以上とみられます。

バヌアツライセンスは信頼できる?

バヌアツライセンスを取得しているFXブローカーはTitan FX、Traders Trust、FXPrimusの3社くらいですので、比較的マイナーなライセンスになります。

CySEC(キプロス証券取引委員会)やFCA(イギリス金融行動監視機構)は登録業者に対し信託保全の導入を義務付けているのに対し、バヌアツライセンスは信託保全を設けずとも取得可能なため、信頼性は決して高いとはいえません。

マイナーライセンスしか取得しないのには訳がある!? 

以前はニュージーランドとセントビンセント、そして今はバヌアツ。なぜこれほどまでマイナーライセンスに拘っているのか、非常に気になるところですが、PepperStone(ペッパーストーン)という業者の過去を調べてみると興味深い事実にたどり着きます。

PepperStoneはASIC(オーストラリア証券投資委員会)のライセンスを有する海外FX業者で、一時は日本国内でも人気を博していたものの、2014年末をもって日本人向けのサービス提供を完全に取り止めてしまいました。

その背景にあるのは日本の金融庁からの圧力です。国内トレーダーが海外FXへ流出することを好ましく思わない日本金融庁はASICへ圧力を掛け、ASICがそれに応じてしまったがためにPepperStoneは日本撤退を余儀なくされました。

しかし、あくる2015年、PepperStoneのスタッフは日本人顧客を呼び戻すべく新たな業者を立ち上げます。それが「Titan FX」です。PepperStoneでの教訓を活かしたのか、Titan FXではあえてマイナーライセンスを取得し、状況に応じてライセンスをコロコロと乗り換えることで日本金融庁からの圧力を上手くかわしているのが現状です。

資金保全も万全ではないが、こまめに出金すれば安心

分別管理と信託保全の両方を設けている業者がベストですが、Titan FXは信託保全を設けておらず、運営資金と顧客の資金を切り離して管理する「分別管理」のみです。

とはいえ、分別管理先であるナショナルオーストラリア銀行(NAB)はオーストラリア最大の銀行ですので、同銀行が倒産して預けた資金が失われる可能性は低いといえます。

Titan FXそのものの運営状況は良好で、これまでに「出金が拒否された」「不正なレート操作が行われた」等の報告は確認されていません。多額の証拠金を預けずに、こまめな出金を心がければ安心して使える業者でしょう。