【Titan FX】どの国の金融ライセンスを取得していますか?

海外FX業者の信頼性をはかる上で欠かせないのが「金融ライセンス」の存在。世界各国の金融庁やそれに相当する機関が事業者に向けて発行するもので、信託保全が義務付けられているような厳格なものもあれば、そうでないものもあり、取得する際のハードルや信頼性はピンからキリまで。

近年シェアを拡大している「Titan FX」はどの国のライセンスを取得しているのか?どの程度の信頼性があるのか?など、解説していきます。

現在はバヌアツ共和国のライセンスを保有

以前はニュージーランドのFSP(Financial Service Provider)とセントビンセント・グレナディーン金融庁のライセンスを保有していたTitan FXですが、2018年7月1日よりバヌアツ共和国の金融庁(VFSC)のライセンスへ切り替わっています。ライセンス移行の背景は定かでないものの、Titan FX曰く「これまで以上に弊社のサービスに信頼頂ける環境となりました。 」とのこと。

Titan FXでは、2017年5月、バヌアツ共和国にTI Securities Limitedを設立し、金融商品及び証券等取扱ライセンス(CAP.70)の登録申請を行っておりました。

2018年7月1日、バヌアツ共和国金融庁(VFSC)より、金融商品及び証券等取扱ライセンス(CAP.70)を取得し、リテールブローカー業務の拠点を、従来のセントビンセント・グレナディーン(Titan FX Ltd)からバヌアツ共和国(TI Securities Limited)に移行致しました。

VFSCライセンス取得には、法人代表者、株主、スタッフの身元調査をはじめ、担保供託、独立監査、紛争解決、公正取引の義務付け等、厳格な規制監督と要件が求められることから、お客様には、これまで以上に弊社のサービスに信頼頂ける環境となりました。

2018年7月11日にTitan FXから送付されたメールより抜粋

  • 法人名:TI Securitiesd Limited
  • 登録番号:40313
  • 登録日:2017年5月18日
  • 法人所在地:1st Floor, Govanant Building, Kumul Highway, Port Vila, Vanuatu
  • ライセンス: 金融商品及び証券等取扱ライセンス(CAP.70)
  • 金融監督機関:バヌアツ共和国金融庁(VFSC)

バヌアツライセンスの信頼性は?

バヌアツ共和国のライセンスを取得しているFXブローカーはTitan FX、Traders Trust、FXPrimusの3社くらいで、比較的マイナーなライセンスになります。

CySEC(キプロス証券取引委員会)やFCA(イギリス金融行動監視機構)は登録業者に対し信託保全の導入を義務付けているのに対し、バヌアツライセンスは信託保全を設けずとも取得可能なため、信頼性は高いとはいえません。

とはいえTitan FXそのものの運営状況は良好で、これまでに「出金が拒否された」「不正なレート操作が行われた」等の報告は確認されていません。多額の証拠金を預けさえしなければ安心して使える業者でしょう。

マイナーライセンスのワケはPepperStoneの過去にあり

以前はニュージーランドとセントビンセント、今はバヌアツ。なぜこれほどまでマイナーライセンスばかり狙っているのか?という疑問が浮かびますが、PepperStone(ペッパーストーン)という業者の過去を調べてみると興味深い事実にたどり着きます。

PepperStoneはASIC(オーストラリア証券投資委員会)のライセンスを有する海外FX業者で、一時日本国内でも多大な人気を博していたものの、2014年末をもって日本人向けのサービス提供を完全に取り止めてしまいました。

その背景にあるのは日本の金融庁からの圧力です。国内トレーダーが海外FXへ流出することを好ましく思わない日本金融庁はASICへ圧力を掛け、ASICがそれに応じてしまったがためにPepperStoneは日本撤退を余儀なくされました。

しかし、あくる2015年、PepperStoneのスタッフは日本人顧客を呼び戻すべく新たな業者を立ち上げます。それが「Titan FX」です。PepperStoneでの教訓を活かし、Titan FXではあえてマイナーライセンスを取得し、状況に応じてライセンスをコロコロと乗り換えることで日本金融庁からの圧力を上手くかわしています。